2016年06月30日

交通災害ー小学生の列に

登校児童に車突っ込み8人軽傷、逃走の男も搬送

読売新聞 6月30日(木)より
 30日午前7時30分頃、岐阜県海津市海津町の市道で、集団登校中の市立高須小学校の児童の列に乗用車が後ろから突っ込み、3〜6年の男女8人が病院に運ばれた。
 県警海津署によると、いずれも意識はあり、軽傷とみられるという。
 車は現場から逃走したが、県警の捜査員が約100メートル離れた同市役所駐車場に勢いよく入ってきた不審な車を発見。車に乗っていた60歳代の男を見つけたが、けがをしており病院に運ばれた。同署は男の回復を待って男からひき逃げ容疑で事情を聞く。
 同署や消防、市教委によると、児童たちは約10人で登校中で、うち女児6人、男児2人が病院に運ばれた。
 事故当時、市役所に出勤してきた男性職員によると、「ガシャーン」と車が何かにぶつかる音がした後、悲鳴が聞こえた。直後に、市役所北側駐車場にシルバー色の乗用車が勢いよく、タイヤをきしませるように入って来て止まると、運転していた男が車外に出て車の右前方を確認し、すぐに車の後部座席に入り込んだという。
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こういうのを事故とは絶対に呼びたくない。
子供達にとっては天災と同じである。
ましてひき逃げ。許しがたい。
TVで状況を見たがやはり我国の道路構造も悪い。余りにも狭すぎる。
こういう道路事情なのにクルマをどんどん自由に売らせた行政の罪は重い。




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悪質!クルマが凶器に!

飲酒運転を注意され車で衝突しようとした疑い 会社員を逮捕/吉川署
埼玉新聞 6月29日(水)より

 埼玉県の吉川署は29日、殺人未遂の疑いで、三郷市戸ケ崎、会社員の男(53)を逮捕した。

 逮捕容疑は3月28日午後11時15分ごろ、同市中央3丁目の飲食店駐車場で、飲酒運転をやめるよう注意した同店の男性店員(19)に乗用車で衝突して、殺害しようとした疑い。男性店員は回避したため、けがはなかった。
 男は乗用車を運転し、逃走した。同乗者が1人いた。男は同店で酒を飲んでいたという。男は「身に覚えがない」と容疑を否認している。
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良く捕まった。
これに近い行為は何度か見かけたことがある。
交通取締りで捕まったあと、立ち去るとき警官にクルマをぶっつけようとしたのを良く覚えている。
クルマに乗ってしまうと、ある種の人間にはクルマを凶器に使えることが脳裏に浮かぶようだ。
そういう意味では刃物などと何ら変わらない。
ただ、それを凶器として使うになんの力も要らないのが、クルマの怖いところ。
こういう使い方ができてしまうクルマを野放しにしておくのに問題はないのか。
メーカーはこういう使い方ができないように責任を持つべきだ。





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2016年06月29日

京都市の画期的な取り組みに注目

信号撤去したら事故減った 京都の中心部、安全意識向上も
京都新聞6月28日より

 京都市中京区の御池、四条、烏丸、河原町の各通りに囲まれた区域で昨年10月に全ての信号機が撤去され、ほぼ全ての通りで速度規制が20キロとなった。周辺の住民や学校からは「車と人が互いに注意するようになった」と評価する声がある一方で、走行する自転車のマナーが問題として浮上してきた。目指している「歩行者優先のまちづくり」は道半ばだ。
 三条通の東洞院、高倉、柳馬場の各交差点と、蛸薬師東洞院の計4カ所の信号機を撤去し、同区域内の信号機はゼロになった。速度30キロ規制の三条通(烏丸−寺町通)を20キロに引き下げ、アーケードの寺町通を除く全通りで20キロ規制となった。高倉小の児童らの安全対策として、地元の意向で実現した。
 京都新聞社は信号機が撤去される直前の昨年10月28日正午〜午後1時に、三条東洞院の交差点で交通量を調べた。三条通側からは車166台とオートバイ・バイク21台、東洞院通側は車205台とオートバイ・バイク24台が通行した。
 今月23日の同時間帯に再び調査したところ、三条通側は車161台とオートバイ・バイク16台、東洞院通側は車190台とオートバイ・バイク22台だった。
 大きな増減はなかったが、無理をして道路を渡ろうとする歩行者などにクラクションが鳴らされた数は、9回から2回に減った。
 中京署によると、三条通の烏丸−柳馬場通間で昨年11月〜今年4月の半年間、人身事故はゼロだった。昨年3月〜8月の半年間は4件だった。
 同小や中京区役所は安全性が増したとみている。岸田蘭子校長は「子どもは交差点を渡るときに、自分の目でよく見ている。信号機だけに頼らず、安全を意識するようになったのでは」と話す。三条通沿いの中京郵便局は「集配の車両はより慎重に運転するようになった」という。
 ただ、地域住民によると柳馬場通や高倉通ではスピードを出して通る車が依然としてあるという。昨年12月に実施した児童へのアンケートでも「信号機がなくなっても、スピードを落としてくれない車がある」という声が上がった。
 地元の日彰自治連合会長の山口正夫さん(73)は「区域内を『ゾーン20』として正式に指定してほしい。その方が周知しやすくなり、PR効果が高くなるはずだ」と訴える。自治連では、まずは四条通など区域内への入口となる場所に、20キロ制限と分かりやすい標示を求めている。
 車については一定の改善はあったが、自転車のマナーが課題として残っている。児童アンケートでは「自転車道を守らずにすごいスピードで走る自転車が怖い」「自転車が歩行者の間を通り抜けるときが怖い」とあった。
 街中の通りでの安全対策には、相手をいたわり、譲り合う心が欠かせない。道路を利用する全ての人たちのモラルが問われている。
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京都市の意欲的な取り組みを今回初めて知った。
京都市は車道を削って歩道を増やすという試みで有名であるが、今回は更に一歩進んだ試みと評価したい。
信号機を撤去すると事故が減るという事実をブログ子は15年ほど前に湯布院を旅行した時に知った。タクシーの運転手さんが町内には信号機がないが、それが却って慎重な運転をすることにつながると言っていた。
今回の京都市の取り組みにはそういった裏付けがあってのことだったのであろう。
信号機をなくしただけでなく、区域内を速度制限を20キロ制限にしたのが大きい。
ブログ子は区域の徐行ゾーンというものを提唱しているのだが、20キロゾーンはそれに近い意味を持つと思う。
徐行ゾーンであれば事故は一方的にクルマの責任になる。事故を起こせば止まれない速度だったと判断されるからである。これは抑止力が高いはずだ。
歩行者混在の道路はとにかく速度を自転車並みに抑える。それで重大事故が防げるのである。
どうしても速度を守らないクルマが多ければ、ハンプ、狭窄などの手段もある。
とにかく30キロでは速すぎる。ドライバーが意識して注意深く運転しようという速度ではない。
20キロであればドライバーは自然に運転に注意を払うようになる。
徐行ゾーンではないが20キロゾーンには期待したいと思う。
しかし、心配事がある。
警察庁は今後20キロ規制を認めない方針だと聞く。
本気で死傷者をなくしたいと思っていないのではないか。
実業界に圧力を掛けられて、交通の円滑確保だけがアタマにあるのであろう。
今までの警察の取り締まり方では30キロ制限は40キロで走って良いといっているようなものだ。
その取り締まりも40キロ超に設定するであろう。
それでは事故死者は減らない。
警察庁には真剣に考え直して貰いたい。
それにしても、今回の試み、京都市の門川大作市長の指導力が際立っているように思う。
間もなく、東京都知事選が始まる。
交通問題解決に辣腕を振るうことを標榜する候補者は出ないものであろうか。
今回の京都の例を見ても首長がしっかりしていれば物事は良い方向へ進むのだ。
書画骨董集め、海外視察ばかりの首長は欲しくない。








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2016年06月27日

どうして京都は重大事故が多いのか

料金所近くのコンクリート壁に車衝突、運転男性重体 京都・亀岡
産経新聞 6月27日(月)より

 26日午前1時半ごろ、京都府亀岡市篠町の国道478号(京都縦貫自動車道)上り線の篠本線料金所近くのコンクリート壁(高さ約1メートル)に、京都市西京区の男性(45)が運転する乗用車が衝突した。男性は首の骨を折るなどし、意識不明の重体。同乗していたパートの女性(53)=同区=も軽傷を負った。府警高速隊が事故原因などを調べている。
 同隊によると、車は料金所前の縁石に接触しながら走行し、自動料金収受システム(ETC)の通過レーンにあるバーを破壊した後、壁に衝突して大破したという。
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前にも取り上げたことがあるが、京都は重大事故が目立つ。
たまたま事故が集中したのか、それともこの地方の人たちのクルマの危険性に対する認識が甘いのか。
今回は言っては申し訳ないが、交通災害でなくて良かった。
地方差があるということは良く聞く話である。
こんな事も参院選で議論にならないのであろうか。



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2016年06月25日

経済成長優先の与党ー国民もそれを期待?

英国のEU離脱が大きな話題となっているが、こういう国民投票が行われる国情が興味深い。
ところで今参院選のことだが、各党が交通安全政策に興味がないと書いたが、共産党ではそれに言及していると読者に教えて貰った。
それはそれで嬉しいことだが、憂慮されるのは与党、特に自民党の政策スタンスである。
公共投資を続ければ、何時までも経済が成長し続けるという幻想を振りまいている。そして地方も併せて成長するという。
本当にそうなのか。ケインズ理論は何時までも有効なのであろうか。甚だ疑問である。
そのためには、高速道路のミッシングリンクをなくさねばならない、車線を増やさねばならないと主張している。一般道もどんどん建設したいという。
だが、これらの投資が本当に地方の再生に繋がるのだろうか。
ブログ子は全く逆だと思っている。ここ何十年道路網を強化してきて、東京一極集中だけが進んでしまった事実はどう説明するのだ。地方消滅の危機はどう説明するのだ。
高速道が繋がっている県でも消滅が深刻な問題になって居るではないか。
そして、もっと真剣に議論し、早急に対策しなくてはならないのは、伸びきったクルマ社会が高齢化を迎えている事実だ。
多量の団塊の世代が2025年には75歳を迎える。それが目前に迫っているのだ。
そのとき、クルマしか移動手段がなかったら、輸送手段がなかったらどうなるのであろうか。
80、90の老人が大挙クルマを運転して街中を走り回るそういう社会が来るのだ。
クルマ頼みの地方はまさに深刻だ。
まして、団塊の世代の老人はクルマメーカーにクルマに対する憧れを刷り込まれている老人たちなのだ。
皆、ハンドルをおいそれとは離そうとしないのだ。
全ての道路にそういう高齢者のクルマが溢れる社会。その時の地獄絵は想像したくない。
ハンドルの切り損ない、ブレーキの踏み遅れ、信号の見落とし、標識の認知ミス、逆走、視力低下による見落とし、思い込み運転、等々。危険のオンパレードである。
すぐ手を打たねば、全く無辜の人人にどんどん災難が降りかかってくる。
危なくて、道路を歩けなくなる日々はもう目の前なのだ。
しかし、今の与党にそのような危機感は全く感じられない。
クルマの安全装置(保安装置)義務化など全く眼中にない。
売上げ至上主義の自動車産業頼みの経済政策しかアタマにないのだ。
でも、よく考えて欲しい、街中のクルマの大半が後期高齢者の運転の日々を。
その時、どれほど交通災害が増加するかだ。
昨年早くも死者数が増加に転じた。
こういう、誰にでも分かる危機が理解できている議員が与党の中に欲しい。
今回の参院選は真っ暗である。


posted by トロント at 12:23| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記(雑感) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする