2017年03月13日

この判決はおかしい

豊中6人負傷 危険運転認めず無罪 「薬の影響と言えぬ」
産経新聞 3/13(月) 14:55配信

 大阪府豊中市で平成27年5月、登校中の小学生の列に乗用車で突っ込み、児童ら6人に重軽傷を負わせたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)などの罪に問われた中村恵美被告(51)の判決公判が13日、大阪地裁で開かれ、田村政喜裁判長は危険運転致傷罪について無罪とし、予備的訴因として追加された同法違反の過失傷害罪の成立も認めなかった。
 そのうえで別件の傷害罪のみ有罪とし、罰金30万円を言い渡した。求刑は懲役4年6月だった。
 被告が運転前に服用した睡眠導入剤の影響の有無が争点。検察側は「薬の影響で運転に必要な注意力や判断能力、操作能力が減退していた」と主張していた。
 判決理由で田村裁判長は睡眠導入剤の影響には個人差があり、被告の事故当時の薬の血中濃度は、それほど高くなかった可能性があると指摘。事故直前まで20分以上、被告が信号無視もせず正常な運転をしていたこと、それまで薬を服用しても日常生活を不都合なく営んでいたことを踏まえ、「薬の影響で居眠り状態になっていたとはいえない」と結論づけた。
 予備的訴因の過失傷害罪についても、田村裁判長は検察側が過失として訴えた「眠気」については認められないとし、「事故が何らかの過失により生じた可能性はあるが、検察官は『眠気』以外の過失を掲げておらず、訴因変更を経ずに有罪とすることはできない」とした。
 中村被告は27年5月20日朝、睡眠導入剤の影響で前方注視が困難な状態に陥り、乗用車で登校中の小学生ら6人に重軽傷を負わせたとして起訴された。
 大阪地検の田辺泰弘次席検事の話「判決内容を精査し、上級庁と協議の上、適切に対応したい」
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妙な判決だ。
6人重軽傷負わせてたった30万円の罰金だけ。
納得出来ない。
少なくとも過失傷害はある筈だ。
こういう判決が出ることに驚く。






posted by トロント at 16:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記(雑感) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
それまで薬を飲んでもに日常生活を不都合無く営んでいた、と言いますが、あくまでも本人や家族の証言でしか証明できませんよね。つまり、この判決は100%客観的事実に基づかない可能性があるわけです。

危険運転罪、もう無理があると思います。

危険な運転でないと自動車によって人を傷つけたことが罪にならない。これも妙です。

また、刑事裁判で罪に問うことが必ずしも客観的分析と、改善につながるかというとそれも疑問です。
JR福知山線脱線事故の裁判ではその辺りが議論になりました。

自動車で人を傷つける事自体が殺人と同じ罪ならば、過失運転罪の量刑を危険運転罪並みに引き上げること。
そして、事故原因の分析は国交省の分析官、調査官が行うこと。
仕組みを変えなければなかなか難しいと思います。
Posted by SU at 2017年03月13日 18:11
睡眠導入剤の影響に個人差があるなら、服用する人はいつ事故を起こしてもおかしくないと言っているようなものでしょう。
このような場合、一切の運転を禁止するべきだと思います。
Posted by at 2017年03月13日 23:11
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