2017年05月07日

ゴールデンウィーク渋滞に想う−2

前回とは観点を変えてみたいと思う。
警察も高速道路会社も100キロで走っているときは100mの間隔を保てといっている。
これは一寸考えてみると判ることだが、1レーン時間あたり1000台の通行量にせよといっているのと同じことになる。これは速度を間隔で割るという式で求められるのだ。
つまり、安全に走るためにはそれ以上の通行量は受け付けられないと言うことである。
面白いことには、一般道でも警察が推奨するように速度の値と間隔を同じ値にせよと言うことを守ると、
高速道と同じで時間あたり1000台しか走れない。これは60キロで60m間隔、30キロで30m間隔でも同じ結果となる。(ただ一般道では前回の議論のように、そう上手くは行かない要素がある)
さて問題はここからである。シーズンにはその容量を何倍も超える台数が集中する。
高速の合流点では、一般道と違うので加速レーンがあるので、合流する方が上手く100キロに加速出来て合流できたとしよう。
ここで、車両間隔の真ん中に合流できたと仮定すると、間隔は一気に50mとなってしまう。
逆に言えば、容量の倍の台数走らせるためには間隔を半分に縮めよということと同じだ。
こうやって混雑は発生するが、キャパシティは倍のの2000台一時間あたり2000台になる。
この間隔50mで100キロが何とかキープ出来たとする。
そこへ、さらに合流点があったとしてまた合流してくるとする。
今度は、一台合流すると間隔は25mになってしまう。
この間隔が安全にキープできればキャパシティが4000台に膨れ上がる。
ところが速度100キロで25m間隔はさすがに心配だと思う心理が働く。
そうなると、中には速度を落とす人が出てくる。
速度を落とすと、先ほどの式で判るように通行キャパシティが減ってしまうのだ。
例えば50キロに速度を落としたら2000台しか受け付けられないのである。
そうなるとどうするか。
皆が一斉に間隔を詰めるしかない。(ドライバー心理的にもそうするであろう)
キャパシティ4000台をキープして速度50キロを守るには12.5m間隔とせざるを得ないのである。
つまり、速度を落とすと、キャパシティをキープするため仕方がないので自然発生的に間隔を詰めるという現象が発生することになるのだ。
そうなると、なおさら追突が怖いとさらに速度を落とすクルマが出てくる。
また速度を落とす、間隔を詰める。これがどんどん繰り返される。
いつかどこかでこの式が成り立たなくなる。そうすると流れ全体が止まってしまう。
この悪循環が高速道渋滞の原因である。
つまり、安全に走れる道路の容量を超えてクルマが走行しているとき、何処かで誰かが速度を落とす。
そうすると、渋滞が発生するのである。
そう、元々渋滞の原因は計画ミスなのである。
このことは、首都高などで顕著にみられる。
この先は続編で。





posted by トロント at 05:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記(雑感) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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